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2006.05.04

休日・2006GW (1): OLYMPUS XA3

エアポケットのように降って湧いた、ゴールデンウイークさなかの終日フリーな休日。まるで監獄から空き地にポイと放り出されたようで「何したらええねん」と戸惑いを覚えつつ、手近にあったオリンパスXA3を下げて先ずはご近所散策へ。

以前行きつけのDPE店ですれ違った、いかにもメカに弱そうな中年女性が、シャッターの落ちないXA3に苦笑いしつつ「そろそろデジカメに買い換えるワ」と言っていたのが妙に記憶に残っている。どれほどの時間と場所を、そのXA3と共にしてきたのだろう。
私はXA3を12,3年前、忘れ物市で安く手に入れた。まだコンカメのコレクションもさほど無かった頃から、時折思い出したようにフィルムを通している程度。でもシンプルな作りなので、久しぶりでも操作に迷うことは無し。初代XAの合焦機構は安心感があったものの、目の悪い私にはつらいもので、XA3のゾーンフォーカス+高感度フィルムで焦点深度を味方につける方法がいっそ潔く手軽であった。レンズ描写もXA3の方がメリハリが効いているように思う。先日亡くなった祖母のポートレートを、実家の桜をバックに撮ったのはもう何年前だったか。

Tree1

手始めに近所の神社などスナップしているうちに、「何撮ったらええねん」とこわばる指や頭もほぐれ、塞がれてしまっていた感性の毛穴がどんどん開いてゆくような感じに。ご神木ではないものの立派な枝振りのクスノキの元で数枚パシャパシャ。いい感じ。

Bottle

次に、かねてから気になっていた梅田・お初天神通りと新御堂筋の間に存在する路地裏探索へ。昼の繁華街の路地裏は妙に静かで人気がなく、それでいてネオンの明かりの下では見えない生活臭が立ち込めており、都会住まいの身にとっては橋の上からの景色に並ぶ格好の被写体となる。しばし、迷い込んだ感を楽しみつつ7,8枚。

(続く)

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