コンパクトカメラのある生活(その2・OLYMPUS CAMEDIA C-40 ZOOM)
前エントリーにも増して趣味まる出しですヨー!
市販コンデジの歴史もようやく15年ほど。名機の定評を得ているものはまだ多くないと思います。少々年数が経っても、映像の記録デバイスとして色褪せない絶対的な画質性能をもつ機体。電子部品の塊なので昔の機械式カメラのような長寿命は期待できないにしても、例えば今から5年くらい後にまだ現役で活躍できそうなものは?専用バッテリーだとその製造中止と共に使えなくなるので、電源は単3(エネループ)使用可、そしてさらに低画素数でも撮像素子は大きめ(1/1.8インチクラス)というしばりで探してみました。代表的なのはキヤノンのPowerShot Aシリーズですが、企画・性能面で鉄板過ぎて趣味で使うには面白くないのでパス(実用的なのは別にキライじゃないんですよ?)。かわりにこんなモノを発見しました。
情報を仕入れると時同じくして、中古カメラ屋のショーケースの中から呼ぶ声が。税込2940円、付属品はストラップとケースでした。後で調べたらヤフオクでもっと安く手に入ったのですが、目が合ってしまったんだから仕方がない。ちなみに当時の定価は99,800円だったそうな。
最近の製品とは違うベクトルでデジカメらしいデザインです。スマートメディア対応なのが時代を感じさせます(どんなに頑張っても128MBまで)。手元にあった64MBだと、JPEG最高画質のSHQで23枚しか撮れません。でもそれはそれで、銀塩の24枚撮りと似たような感覚で撮れそうです。残り枚数を常に把握しながら撮ることは、1枚1枚を大切に撮ることにつながるように思うし。古くともデジカメなので失敗は直ぐ確認・削除できるし、スナップで使用する分には問題ないと踏みました。
画質の第一印象は「優しい」というか何というか。十分にシャープで色味もクッキリきれいなんですが、”撮影後にがんばって処理してます”っぽいコンデジ臭さをあまり感じません。もともと高いカメラなんで、レンズにもお金をかけてるんでしょうね。それと、マクロモードにしなくても最短距離まで寄れるのはすばらしい。近頃流行りの”おまかせオート”とかに頼らずとも、古いカメラでできちゃっているところが偉いと思います。さすがにレンズ前1cmとかは無理ですが。
3000円程度の出費でこれだけ写ってくれたら嬉しいなあ(*^^*)
デザインがコロコロしているのも愛嬌があってマル。しばらくお散歩カメラの相棒となりそうです。
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