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2011.11.07

じゃ、ハーフで

といっても半ちゃんラーメンやビアガーデンのハーフ&ハーフの話ではありません。フィルムカメラのハーフ判の話。

夏の誕生日にかこつけて、コンデジの中では画質に定評のあるCanon PowerShot S95を漸く入手。もちろん安価になったから。噂にたがわず、闇夜を含めどんな光線状態でも美しく撮影できるため、何処にでも連れて行くようになりました。特に、これまで苦労してきた黄昏時の写真や夜景がいとも簡単に(ほぼ)意図したまま撮れるようになり、感無量です。
ところが人間贅沢なもので、今度は簡単過ぎて「面白くない…」と思い始める体たらく。どんなシチュエーションでも間違いなく良い絵が撮れてしまう安心感と引き換えに、シャッターチャンスを逃すまいという撮影時のテンションの低下は否めません。カメラを構えてもノリが悪くて戸惑うことしきり。そんなわけで、ここしばらく銀塩写真=フィルムカメラに回帰していました。
毎月の小遣いが潤沢でないので安く上げたい→じゃあ倍の枚数を撮れるハーフサイズカメラで、という短絡思考の結果、2台のカメラをジャンク同然の価格で入手しました。

Three

真中は以前から所有していた銘機オリンパスペンの普及機。ハーフ判ならではの被写界深度のおかげでピンボケは思いのほか少なく、固定焦点ゆえにオートフォーカスに伴うタイムラグがゼロでシャッ ターチャンスに強いという、まさにスナップカメラの極致です。36枚撮りのフィルムを仕込めば最低でも72枚+アルファ撮れる気楽さで、入手当初 はずいぶん沢山の写真を撮りました。使い勝手と描写に安心感のあるこれに加え、今回両脇の2台を合計2500円で入手。出品者が”テストで撮れました”とコメントしてはいたものの、届いてみれば矢張りというか”それなり、値段なり”の状態でした。まぁとにかく撮影撮影。


【右・フジカハーフ】

Kanban

Piano

光源がボケるのはレンズのカビ曇りのせいですが、状況を選べばソフトフォーカスレンズのような効果が出そうです←かなり負け惜しみ。修理に出したら金かかるなあ… しかし看板の写真は思った以上にシャープに撮れています。色々調べてみるとこの機種、内部構造が非常に精巧で、レストア記事が沢山上げ られていました。玄人好みされるようで、中古相場はむしろ安めです。総金属製の存在感、マニュアル感覚に溢れつつも良好な操作性。状態の良いものがあれば狙い目ですね。って、誰に言っているのやら。


【左・リコーオートハーフEF2】

Half_grip

一般的なオートハーフにストロボを無理矢理付けたような格好悪いデザインですが、この機体はストロボが死んでました。ふと思いついてそこをホールドしてみたところ(私は左利き)なんとも収まりが良い!どうせ撮影時は両手で持つわけで、普段は左手に握りっぱでいられるのなら機動性はむしろ高いです。使い勝手というものは使ってみなければわからんもんです。

Mikoshi

Walk_on

これもペンと同じく固定焦点。それに加えてゼンマイ式(!)のオートワインダー内蔵で、シャッターチャンスに強い強い。フジカハーフに較べてレンズの汚れも少なく、色ノリ良くシャープに写りますが、光線漏れしまくりでフィルムが縞状に感光してます。

Malt

傷んだモルト(=光線漏れ防止の裏張り)の張替えくらいは自前でできました。しかし裏ブタ錆だらけですなあ。

Untei

おかげで綺麗に撮れるようになりました(^^


【中・オリンパスペンEE2】

Fence

Farm

さすがです。ASA400の高感度フィルムを使っても暗いところは難しいですが、2枚目など露出不足の荒れた画面さえ味と思えますね。まあ、かなり贔屓目ですが。

この3機種、いずれも自動露出ながら電池の要らないセレン光電池内蔵です。エコというかマニュアル感覚というか、電池が生きている限り何時でもいつまでも撮れると思うと、そのシンプルさも相まって長い付き合いをしたくなります。

さてハーフサイズカメラ一番の問題、たくさん撮れるとプリント代もバカになりません。近隣で最も良心的なヨドバシカメラでさえ、現像代を500円と安 く設定していますが同時プリントは1枚28円。もっと高いところでは一枚37~8円まで値が上がり、下手するとフィルム1本で3000円近くかかる計算です。安いところはないかと探してみたら、ファミマが同時プリント代込み定額980円という大変お得なDPEをやっておりました。仕上がりに一週間待たされるのもフィルムカメラならではの楽しみのひとつ(半分本気)。これからずいぶんお世話になりそうです。


もちろんデジカメも便利に使い続けますよ。半年もすればきっとまた物欲がムラムラと…

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