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2013年6月3日

2013.06.03

SUMMICRON-R 50mm F2 ズミクロン・ライカRマウント→ペンタックスKマウント交換

忘備録です。ここ数年出番のないライカR4Sで唯一利用していたズミクロン50mm F2レンズを、現有するデジイチ(ペンタックス製)ボディで利用すべくマウント交換。マウントアダプターではなく、マウントそのものの交換作業は初めて。

交換用マウントフォトショップサイトウで購入。マウントアダプターがメインです。一覧になくても取り寄せ可能なマウントがあり、助かります。

Summicronr50f2

改造するレンズ:LEITZ WETZLAR SUMMICRON-R 1:2/50 シリアルNo. 2270840
2カム→3カム改造済み(K-repairにて、ただし6・7年前)

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マウント面。(ネジは外してあります)後玉の納まっている筒とマウント内側の間に、板状のリングがマウントに取り付けられています。

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まず、これを取り外さなければマウントを外せません。板状リングのネジを外したうえで、突起に引っかかるので斜めにしながら抜き取ります。
※私が最初に外そうとした時は、板状リングがマウント側のネジ穴部分に接着したようになっていました。必ず外れますので慎重に。一度、マウントごと持ち上げてガタガタ動かしたりすると、後述するベアリング球を落としてしまう可能性があるので注意して下さい。

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板状リング全景。

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板状リングを外した後。引っかかっていた突起はこちら。

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マウント内側に接するように、テーパー状の板が二箇所。ライカRボディ内の自動露出器と絞りを連動させている機構のようです。マウントを交換すれば絞込み測光でしか使用しない(できない)ため、不要な構造です。

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マウントリングを外すと、テーパー状の板を固定しているネジが見えるので外します。(写真では既に外れかかっています)

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テーパー状板の一方の取り付け面には、薄い鉄板が張り付いていました。高さを微調整しているのでしょうか。念のため、取り外した他の部品と共に保管します。

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ここで注意。手前のテーパー状板の右脇に小さなベアリング球があります。(写真上・赤丸)マウント裏の球状の凹み(写真下・矢印)にはまって、絞りリングを廻したときのクリック感を作っているものです。決して失くさないように!マウントを外した状態で絞りリングを持ち上げてしまったりすると、転がり落ちるかも知れません。

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交換用ペンタックスKマウントをネジ止めして完成。なお、交換用マウント裏のベアリング球が当たる部分は球状凹みではなくギザギザに加工しているだけなので、クリック感は今ひとつになります。がまん我慢…

実は最初に交換を試みた際、文中でも触れているベアリング球を外してしまったことに気付かず、絞りリングのクリックが無くなってしまって大慌て。自分では解決できず、阪神百貨店のカメラ修理コーナー(担当・江守さん)のお世話になりました。これまでもしばしば助けていただいています。

Flower

とりあえずの作例です。手持ちの中では最も銘玉の誉れ高いレンズ、デジタル時代にもいろいろ活躍していただきたいところです。

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